2017年12月31日

洗面所の蛇口の水漏れは自分で修理できる? 修理方法と料金相場もご紹介

洗面所の蛇口の水漏れの修理方法と料金相場を解説しています。豊富な施工事例と価格相場を参考に、リフォマなら、風呂・洗面所の水漏れ・つまりのトラブルに緊急駆けつけ・修理対応ができる、施工事例豊富な地域工務店を簡単に探して見積を依頼できます。「地域最安値」で洗面所の蛇口の水漏れしましょう。

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洗面所の蛇口からの水が漏れた時の解消法自分で出来る対処法と修理費用

毎日顔を洗う場所である洗面所。
この洗面所でのトラブルで最も多いのは蛇口からの水漏れだといわれています。ここでは「しっかりとハンドルを閉じてもどうしても水が止まらない」といった場合の原因を調べているとともに、自分でできる対処法についてもくわしく解説していきたいと思います。

プロに依頼した場合の費用相場の目安

洗面所の蛇口から水漏れした時に、業者に依頼するときの費用の目安をご紹介します。

種類と費用目安

蛇口の水漏れ(1器具)

8,000〜11,000円

カートリッジ交換

8,000〜11,000円

水栓サーモ交換

9,000〜12,000円

水栓まわり部品交換

8,000〜11,000円

単水栓(壁付)交換

8,000〜12,000円

単水栓(デッキ式)交換

8,000〜12,000円

分岐水栓取付(食洗機・浄水器等)

8,000〜12,000円

混合水栓(壁付)

10,000〜14,000円

混合水栓(デッキ式)

10,000〜14,000円

混合水栓(ワンホール)

10,000〜14,000円

蛇口から水漏れが起きている原因

蛇口の耐用年数はおよそ10年ほどだといわれています。これはどこの製造メーカーでもだいたい一緒で、10年とされているようです。
単純な構造の蛇口は、簡単なメンテナンスをするだけで長持ちすることができますが、複雑な構造になればなるほど壊れやすく、また細かい修理ができない部分が増えていく傾向にあるようです。

数ある蛇口のタイプで、もっとも長持ちするタイプは「単水栓」という昔からある単純な構造のもの。このタイプはたまにパッキンや部品を交換するだけで長持ちしてくれます。また「2ホール2ハンドル」の蛇口も同じ理由で長持ちするタイプだといわれています。

そのほかのタイプのものは単水栓よりも寿命が短かく、パッキンの交換や故障などによる部品の交換時期が早いスパンでやってきたり、ある金属部分の薄さが原因で劣化変形して使えなくなったりすることも稀にあったりします。メーカーや使用頻度にもよりますが、7年ほどで故障することも少なくありません。

それでも10〜13年くらいで交換する家庭が多いようです。
水が漏れてしまう原因としては、水道内部で使われているパッキンに何らかの不具合が生じていることが考えられます。 パッキンは、水と直接触れ合う機会が多いため、どうしても腐食による損傷や経年劣化による不具合が生じやすいものといえます。

パッキンが原因の場合は、古いパッキンを取り外して新しいものに交換することで、こうした不具合を解消することができます。パッキンは蛇口のほかにも「トイレの止水栓」「蛇口の止水栓」などでも使われています。いずれの場合でも交換時期は同じでおよそ10年を目安に考えておくといいでしょう。

作業自体は比較的短時間で終えることができますが、自信のない方は下手に触らずに専門業者に依頼した方がよいでしょう。「専門業者にパッキンの交換だけを依頼する」ことを躊躇する人も多いようですが、水漏れがひどくなってしまうと床やほかの設備が腐食してしまったり、アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいる場合には、漏れ出た水が階下にまで浸透してしまい、ほかの部屋にも重大な被害をもたらしてしまうことも考えられます。

被害が大きくなる前に細かい作業でも専門業者に依頼しましょう。

水漏れが起きた場合の直し方

ここでは、パッキンの交換方法について水漏れ個所別にくわしく解説していきたいと思います。それぞれの作業開始前には、必ず水道の元栓を締めておくといいでしょう。

用意しておくもの

  • 蛇口用シールテープ
  • 水栓取外しレンチ
  • パッキン
  • ウォータープライヤー
  • ピンセット

蛇口から水漏れをしている場合

パッキンを押さえているナットをウォータープライヤーなどを使用して緩めます。最後までハンドルを緩めることができたら、蛇口の上部を取り外していきます。

次に本体の内部にある部品(コマ)を取り外すします。部品はとても小さいものなので、ピンセットなどで丁寧に取っていくといいでしょう。

コマについているナットを外して、パッキンを新しいものに交換。パッキンは多くのタイプやサイズがあるので、購入の際に間違えないように同じタイプを用意しておきましょう。

取り外したコマをスピンドルに差し込みます。指先で押さえながら本体にはめ込んでいきましょう。最初に取り外したハンドルをつけてナットを元の状態に戻して完了です。

パイプのつけ根から水漏れがある場合

まず、蛇口の接続部のナットが緩んでいないかを確認します。ナットをきつく締めても水漏れがある場合には、内部のパッキンの交換をしていきます。ナットを再度緩めて、水栓パイプを取り外してください。

取り外した水栓パイプを分解。内部のリングとUパッキンを新しいものに交換していきます。方法としてはUパッキンを水栓全体にはめ込んで、リングとナットを通しておいたパイプを水栓パイプに差し込んでいきます。

最後にナットを締め直したら完了です。

蛇口の取り付け部分から水漏れがある場合

水栓レンチを使用して全ての水栓金具を取り外していきます。古くなってしまったシールテープと根元のパッキンも取り外し、新しいものに交換していきましょう。シールテープは、根元から引っ張り数回巻きつけてください。

次に、水栓金具をねじ込ませながら取りつけていきます。取り付け終わった後に、もしも水洗金具が傾いてしまっている場合は、シールテープをさらに巻きつけて傾きを直しましょう。

ハンドル下からの水漏れがおきている場合

ハンドル下のナットをウォータープライヤーなどを使って緩めます。ハンドルを最大までひねっていき、蛇口上部を取り外していきます。

ハンドル内にあるカラービスを取り外して分解し、パッキン押さえの下にある三角パッキンも新しいものと交換してください。パッキンの交換が完了したら、分解した部品を元の状態に戻しましょう。

※これらの修理方法は素人でもおよそ1時間ほどで完了することができます。部品なども型番が分かれば通販サイトなどで比較的簡単に手に入れることができるので、自信のある方は上記を参考に試してみてください。

ただし、ふとしたことで元に戻らない等のトラブルが発生してしまうこともあります。少しでも行程に不安を感じるようでしたら、無理はせずに専門業者に依頼した方がよいでしょう。

予防方法と注意点

予防のためには定期的なメンテナンスは欠かすことができません。自分で行うのが難しいようであれば、専門業者に点検してもらうのもいいでしょう。

また、使った後にはよく水分を拭き取っておくことも洗面所の寿命を延ばすことにつながっていきますので、日頃から心掛けておきましょう。

こちらのページでは洗面所の水漏れの原因や対処法を詳しく解説しているので、ご参照ください。
洗面所の水漏れ・つまりの基礎

水漏れの対処と合わせて洗面所リフォームを行う場合、下記に施工事例やその他お役立ち情報をまとめていますのでご参照ください。

洗面所 リフォームのお役立ち情報まとめ

洗面所リフォームと併せて、お風呂のリフォームを検討している方はこちらのページも参考にしてください。

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監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。