2022年5月26日

【天井塗装でお悩みの方必見!】 DIYの注意点と業者に依頼した時の費用感をご紹介!

天井の塗装リフォームすると、天井の劣化を修繕できるだけではなく、自分お好みのデザインを実現することが可能です。 この記事では、天井塗装すべき天井の状態やリフォームにかかる費用、DIYの方法や注意点など天井塗装に関することを幅広く解説いたします。

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天井リフォームが必要な理由とは


天井は普段あまり目のつかない箇所で、床などと違いこまめに掃除する方は少ないのではないでしょうか。

しかし、たまに天井の拭き掃除を行うと、想像以上に汚れていることに気づくでしょう。 キッチン周辺の天井は油汚れがつきますし、喫煙者のいらっしゃるご家庭ではヤニが付着して変色します。

汚れのつきやすい環境に限らず日常生活で多少のホコリやゴミが発生しますので、これらが天井に付着することで自然と汚れていきます。 ホコリなどは健康被害につながる可能性があるため、住宅の安全性を保つ上でも天井リフォームは重要です。

天井リフォームすべきタイミング

天井リフォームを行うことと室内の美観が保たれるだけではなく、健康な空間にするためには欠かせないことをご紹介しましたが、適切なタイミングでリフォームを行うことが何よりも大切です。 ここでは、リフォームを行うべき天井の状態をご紹介します。

天井は経年劣化で色の変化や汚れが目立ってきます。 また、結露や外の環境や自然災害による影響などでひび割れや穴が空いたり、カビ、クロスのたわみやシワなどが発生します。

これらの症状は施工完了後5~10年で多く見られますが、建物の環境で劣化が見られるタイミングは異なります。 劣化を放置し続けると屋根のリフォームを行うことになります。

定期的に天井の状態を確認し、劣化症状が見つかったときはすぐに業者にリフォームを依頼しましょう。

天井リフォームの塗装とクロスの違い

天井は経年劣化や建物の環境などで色の変化やひび割れ、カビなどの劣化症状が見られるようになったらリフォームが必要です。

しかし、屋根まで補修するような大規模なリフォームではない限り、塗装またはクロスの張り替えだけでも問題ありません。 塗装かクロスの張り替えのどちらを選ぶべきなのか考える際、参考になるそれぞれの特徴をご紹介します。

塗装は色が豊富なことに加え、クロスでは表せない独特な質感を表現することが可能なため、よりデザインにこだわりたい方におすすめのリフォームです。 ただし、塗装する面積や塗料の乾燥時間によっては、施工完了までに時間がかかることがあります。

クロスは塗装と比較するとデザインは限られますが、施工費を抑えながらお部屋の雰囲気を変えることが可能です。 また、防カビや防火性などに優れたものもあり、ご自宅の環境や安全性を高めたい場合は特におすすめです。

天井塗装のメリット

天井のリフォームはクロスの張り替えと塗装が主な方法ですが、塗装の方がクロスよりもデザインの幅が広いことから、リフォームを機にデザイン性を高めたい方が選ばれます。 デザイン面や利便性を考えた時の天井塗装のメリットを詳しくご説明します。

天井塗装はクロスと比較するとデザインが豊富なため、お好みの雰囲気のお部屋を作りやすいのが特徴です。 塗料の色が豊富なことに加え質感も様々なものがありますので、細かい所までこだわった理想のデザインの実現が可能です。

デザインに強いこだわりがない方でも、賃貸物件のオーナー様にも天井塗装はメリットがあります。 賃貸物件には原状回復義務がありますが、クロス張りの場合わずかな汚れでも全面張り替えなくてはなりません。 一方、塗装であれば汚れた箇所のみ塗り直したり部分的に塗装を重ねるだけで済むため、手間を省いて見た目を美しくすることが可能です。

天井塗装のデメリット

天井のリフォームは、塗装することでこだわりのデザインを作ることができますし、クロス張りでは補修が簡単なので費用が安く済むという特徴があります。 そうはいっても、天井塗装はメリットばかりではありません。

まず、塗装直後は部屋にペンキ独特の臭いが残るため、臭いが気になったり不快に思う方がいらっしゃるでしょう。

また、クロスの上から塗装ができない塗料もあるため、塗料を使用する場合はクロスを一度取り外してから下地処理を行うケースがあります。 施工に手間がかかるだけでなく、色が反映されにくいという点がデメリットになります。

初めてクロスの上から塗装する際は、下地処理を行う分費用がかかることもあると覚えておきましょう。

天井塗装にかかる費用

天井を塗装することで、部屋の雰囲気を大きく変えることが可能になります。 デザイン性を高めながら見た目を良くしたい方は、天井塗装のリフォームに興味を持たれたのではないでしょうか。

天井塗装のリフォームしたいとなったとき、気になるのは費用のことではないでしょうか。 そこで、天井塗装にかかる費用の目安についてご紹介します。

アクリル塗料を使用した場合、工事費込みで1㎡あたり1,000円が相場です。
ただし、下地の調整や養生には別途費用がかかります。 下地の調整はひび割れやへこみをパテで埋める場合1㎡あたり500円、コーキング剤で埋める場合300円が相場です。

養生は室内の環境によって異なりますが、1㎡あたり5,000円が相場です。 クロスを張り替えてから塗装を行う場合など工事内容によっては追加料金がかかります。

天井塗装に使える塗料

天井塗装に使われる塗料は、色味が豊富なこと以外にも製品によって特徴が異なります。 デザイン面と併せてご自宅のお悩み解消につながる塗料を選ぶことが大切です。 天井塗装に使われる塗料の特徴と、代表的な製品についてご紹介します。

天井や壁などの内装には水性塗料が用いられることがほとんどです。 水性塗料は人体に有害な物質を含んでいないものが多いことから、安全性が高いと言われています。

その中でも水で薄めることができ、不燃性でほぼ臭いがなく、溶剤系よりもお手頃な合成樹脂エマルジョンペイントが主に使用されます。
溶剤系よりも耐水性や耐久性、粘着力が弱く、合成樹脂にはアクリルやウレタン、シリコンやフッソがあり、耐用年数や費用が異なります。

それでは、実際の製品の特徴を見ていきましょう。1つ目はアサヒペンというメーカーの「NEW水性インテリアカラー」です。 クロスの上から使用可能で、塗料に含まれる揮発性有機化合物は0.1%以下に抑えられています。

シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒドを吸着・除去する環境保護塗料であることも特徴です。
防カビ剤を配合し、無臭タイプであるため、塗りたて後の不快に感じにくいでしょう。

2つ目にご紹介するのは、ロックペイントというメーカーの「スーパー室内カベ用ツヤ消し」です。 こちらも揮発性有機化合物がほとんどふくまれておらず、臭いもほとんどしません。

また、ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着・分解し、防カビ剤も配合されています。
一度塗りでシックなツヤ無しの仕上がりが可能なこと、耐水性に優れているおかげで湿気の多い場所にもお使いいただきやすいのが特徴です。

DIYで天井塗装する際の流れと注意点

塗料は色が豊富なだけではなく、無臭であったり耐水性に優れているなど、製品によって様々な特徴がありますので、ご自身の住宅に求めるものに合うものを選ぶことが大切です。

天井塗装はDIYで行うことも可能です。 塗料を選ぶポイントと併せて、DIYの方法や注意点を知っておくと塗装が必要になった際に対応できるでしょう。

天井の塗装をするときのDIYの流れ

まず、塗装する面のゴミや油分、カビなどを取り除きましょう。 既に塗装が施されている場合は皮スキやワイパーブラシ、サンドペーパーなどで古い塗料を落としてください。 ひび割れや穴がある場合は先に補修材で補修してください。

下塗りする前に塗料をつけたくない箇所は養生を行います。 水性シーラーを塗っておくと塗料を綺麗に乗せることが可能ですが、タバコのヤニやアクが付いている場合は中性洗剤で拭きとるか中性ヤニ・アクどめシーラーも塗ってください。

塗装は広い面はローラーやコテ、細かい面は短いパケやミニコテパケを使うと塗りやすいです。 塗料が乾いたのを確認したら養生を外しましょう。

天井塗装のポイントや注意点

天井塗装は手順だけではなく、いくつかのポイントを押さえることでDIYの成功につながります。 そこで、DIYしやすくなるポイントをご紹介します。

最近の塗料は速乾性のあるものが多いですが、晴れの日と雨の日や湿度の高い日を比較すると晴れの日の方が乾きやすいため、天気の良い日中に作業することをおすすめします。 作業中は風通しを良くして必ず換気を行いましょう。

天井の汚れやカビは塗料が剥がれやすくなるだけではなく、さらなるカビの増殖につながるため、あらかじめ汚れやカビを落とすことに加えて、汚れ落としに使用する洗剤は水拭きと乾拭きをして、拭き残しがないように注意しましょう。

塗料に含まれる顔料が底に沈んでいると塗りムラの原因となりますので、塗装前には塗料をよくかき混ぜることが重要です。 塗料を厚く塗り過ぎると乾燥に時間がかかったりひび割れが起こりやすくなるため、綺麗に塗るためには薄く塗ることもポイントです。

最近の塗料は一度塗りで済むものが多いですが、重ね塗りする場合は一度目の塗料が乾いたことを必ず確認してから二度目を塗ってください。
その他には養生を丁寧に行う、塗装する箇所に合わせた道具を使うことが綺麗に仕上げられます。

ただし、天井の状態によっては素人が行うことが難しいケースもありますので、天井の劣化が酷い場合は業者に塗装依頼する方が安心です。

まとめ

天井塗装でリフォームを行うメリットやデメリットなどをご紹介しました。

天井塗装はクロスよりもこだわったデザインを作ることが可能です。 天井の補修を機にお部屋の雰囲気を変えたい方は是非検討なさってください。

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監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。